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無双パロ蜀3
「真矢殿、もうすぐ下ヒです。」
「曹家の軍はいる?」
「いえ、ここからでは見えません。反対側に進軍していると書簡が届いています」
「そっか…戦局はどうなの?」
「苦しいですね。ただ、呂布といえども籠城には限度があります。直に動きもありましょう」
「姜維のお師匠さまには会えそうかな?」
「師は策のためにずいぶんと後退しておいでです。戦場で合流となるとおもいます。」
「勝ったら、宴があるよね。そこであえないかな?絶対勝つから!」
「ええ、必ず」
「私も、出陣します。いままでお世話になった恩を返させて。劉備様にも、お礼になるような活躍をしてみせるわ」
「体はもう大丈夫ですか?」
「バッチリ」
「では真矢殿は趙雲殿とともにお進みください。中央門を落とします。ご武運を」
「姜維も、元気でね!」
「さすがに兵が厚いね。城壁も籠城にぴったり」
「水路を封鎖ってできますか?」
「水路、ですか」
「はい。水攻めをしましょう。そのうち中から開けてくれますよ」
「門が開いたぞ!総攻撃とする!」
「呂布を討て!」
「あんたね、この前はひどいことしてくれたじゃない。おかげで大怪我だったのよ!」
「暁の神子か。生きていたとは驚きだな」
「死んでたまるもんですか!」
「女だとて容赦はせん!」
「私もよ、あんた倒して、赤兎馬もらう!」
「赤兎馬?真矢殿?」
「あんたはモーションが遅いのよっ!」
「ちっ、この俺が背をむけるか」
「逃げてんじゃないわよ!あ、赤兎馬もらったからね!もう私のよ!」
「趙雲殿、このまま攻めます!」
「お待ちください!あそこに、曹の旗印が…」
「真矢!」
「…あ、子桓!!」
「無事だったか」
「あ、あ、会いたかったよ」
「私もだ。どこも無事か?」
「劉備様の軍に保護していただいていたの。こちらは趙雲殿。お世話や護衛をしてくれたの。お友達よ」
「妻が、ご迷惑をかけた。劉備殿にもお会いしたいとお伝えくださるか」
「はっ、必ずや」
「真矢殿、ここでお別れですな。あなたのそばで働けてよかった。またいずれお会いしましょう」
「趙雲殿も、お気をつけて。本当にありがとう!みんなにも、ありがとうって、伝えてください!」
「はっ。勝利の宴でお会いしましょう!」
「馬鹿者が!どれだけ心配したと思っている…探し回ったのだぞ」
「ごめん…早く連絡を取りたかったんだけど、劉備様が書簡を連合本軍にだしてくれてたんだけど、まだ届いてなかったんだね
「袁紹め、情報を回さなかったな…わざと書簡を止めて神子を手中に収めようとしたのか…もしくは無能故見落としたのか…」
「一枚岩じゃないってことだよね。他の陣営には気をつけるよ。あ、でも蜀のみんなは良い人たちだった」
「そのようだな。お前を助けてくれた礼をせねば」
「怪我は、ないか?いや、ないわけがないな。もういいのか?」
「うん…もう大丈夫。また会えて嬉しい」
「ずいぶん素直になったな真矢」
「だって、もう会えないかもって…呂布にやられたとき、私死んだかなとか思って…」
「お前が無事で良かった。お前が行方知れずになってから、ずっと探していた。無事に元の世界に返すと約束したが、守れなかったことをずっと悔やんでいたのだ」
「子桓、好き。怖かったよ、会いたかったよ、抱きしめて欲しかったの」
曹丕はもう遠慮はいらないとばかりに真矢を抱き締めた。久しくかいでいなかった女神の香りに頭がクラクラ揺れた。蜀では大事にされていたようだが、はたして本当に無事だったのかそればかり気になってしまう。真矢を送り届けた将軍は感じのよい美青年だった。曹丕は人に嫉妬する性質ではないが、大切に思っている女が守られ、信頼する男にザワザワと胸が騒ぐ。
「あの将軍、随分親しいように見えたが、こんなことはされなかったか?」
曹丕は真矢の唇を荒々しく奪った。吐息混じりに「こんなことしない」と真矢が呟く。消え入りそうな声は少しかすれて、曹丕の耳を刺激した。こんな風に感情を他人にぶつけたことがあっただろうか。大切にしたいと思うが、反対にめちゃくちゃにしてやりたいとも思った。
「傷をみたい。いいか?」
「う…ん」
衣を一枚一枚脱がしていく。唇を重ねながら、丁寧に剥ぎ取った。館の薄暗いなかに、真矢の白い肌が浮かび上がった。初めてみる真矢の素肌に息をのむ。彼女はまるで少年のような言動をとるし、服の上からはあまり女性的な体にはみえなかった。しかし裸の真矢はまるで女そのものだった。美しい胸の膨らみに、くびれた腰から続く柔らかそうな脚。恥ずかしそうに目をきつく結んでいる彼女は、普段の勝ち気な姿と相まって愛らしく感じた。
「傷は、もうすぐ消えそうだな。安心した…」
「うん、ひどい怪我だったんだけど、劉備様がお医者さんをつけてくれたの。呂布の腕が良かったから、傷跡も分かりにくいだろうって」
「そうか。それだけは奴の武に感謝しよう」
「子桓、お願い、もっと抱きしめて。帰ってきたって感じたいの」
「ずっとここに帰ること考えてた。日本にじゃなくて、子桓のとこに帰るって、思ってたんだよ」
「あっ…」
曹丕は真矢の全身を優しく愛撫した。湿っぽい唇で口付けを落としながら、身をしならせる真矢を楽しむ。動物になった心地だった。こんな風に女を愛するのは初めてだった。自分の指が真矢を喜ばせていることが嬉しかった。
このまま自分のものにしてしまいたい。曹丕は身を振るわせる真矢の荒い呼吸を聞きながら自分を抑える。思いを遂げて、そうすればもう真矢を手放せなくなるだろう。平和な世界から来た真矢を、この戦乱の世に縛り付けることはできなかった。
抱き合ったまま朝を迎えた。
「曹家の軍はいる?」
「いえ、ここからでは見えません。反対側に進軍していると書簡が届いています」
「そっか…戦局はどうなの?」
「苦しいですね。ただ、呂布といえども籠城には限度があります。直に動きもありましょう」
「姜維のお師匠さまには会えそうかな?」
「師は策のためにずいぶんと後退しておいでです。戦場で合流となるとおもいます。」
「勝ったら、宴があるよね。そこであえないかな?絶対勝つから!」
「ええ、必ず」
「私も、出陣します。いままでお世話になった恩を返させて。劉備様にも、お礼になるような活躍をしてみせるわ」
「体はもう大丈夫ですか?」
「バッチリ」
「では真矢殿は趙雲殿とともにお進みください。中央門を落とします。ご武運を」
「姜維も、元気でね!」
「さすがに兵が厚いね。城壁も籠城にぴったり」
「水路を封鎖ってできますか?」
「水路、ですか」
「はい。水攻めをしましょう。そのうち中から開けてくれますよ」
「門が開いたぞ!総攻撃とする!」
「呂布を討て!」
「あんたね、この前はひどいことしてくれたじゃない。おかげで大怪我だったのよ!」
「暁の神子か。生きていたとは驚きだな」
「死んでたまるもんですか!」
「女だとて容赦はせん!」
「私もよ、あんた倒して、赤兎馬もらう!」
「赤兎馬?真矢殿?」
「あんたはモーションが遅いのよっ!」
「ちっ、この俺が背をむけるか」
「逃げてんじゃないわよ!あ、赤兎馬もらったからね!もう私のよ!」
「趙雲殿、このまま攻めます!」
「お待ちください!あそこに、曹の旗印が…」
「真矢!」
「…あ、子桓!!」
「無事だったか」
「あ、あ、会いたかったよ」
「私もだ。どこも無事か?」
「劉備様の軍に保護していただいていたの。こちらは趙雲殿。お世話や護衛をしてくれたの。お友達よ」
「妻が、ご迷惑をかけた。劉備殿にもお会いしたいとお伝えくださるか」
「はっ、必ずや」
「真矢殿、ここでお別れですな。あなたのそばで働けてよかった。またいずれお会いしましょう」
「趙雲殿も、お気をつけて。本当にありがとう!みんなにも、ありがとうって、伝えてください!」
「はっ。勝利の宴でお会いしましょう!」
「馬鹿者が!どれだけ心配したと思っている…探し回ったのだぞ」
「ごめん…早く連絡を取りたかったんだけど、劉備様が書簡を連合本軍にだしてくれてたんだけど、まだ届いてなかったんだね
「袁紹め、情報を回さなかったな…わざと書簡を止めて神子を手中に収めようとしたのか…もしくは無能故見落としたのか…」
「一枚岩じゃないってことだよね。他の陣営には気をつけるよ。あ、でも蜀のみんなは良い人たちだった」
「そのようだな。お前を助けてくれた礼をせねば」
「怪我は、ないか?いや、ないわけがないな。もういいのか?」
「うん…もう大丈夫。また会えて嬉しい」
「ずいぶん素直になったな真矢」
「だって、もう会えないかもって…呂布にやられたとき、私死んだかなとか思って…」
「お前が無事で良かった。お前が行方知れずになってから、ずっと探していた。無事に元の世界に返すと約束したが、守れなかったことをずっと悔やんでいたのだ」
「子桓、好き。怖かったよ、会いたかったよ、抱きしめて欲しかったの」
曹丕はもう遠慮はいらないとばかりに真矢を抱き締めた。久しくかいでいなかった女神の香りに頭がクラクラ揺れた。蜀では大事にされていたようだが、はたして本当に無事だったのかそればかり気になってしまう。真矢を送り届けた将軍は感じのよい美青年だった。曹丕は人に嫉妬する性質ではないが、大切に思っている女が守られ、信頼する男にザワザワと胸が騒ぐ。
「あの将軍、随分親しいように見えたが、こんなことはされなかったか?」
曹丕は真矢の唇を荒々しく奪った。吐息混じりに「こんなことしない」と真矢が呟く。消え入りそうな声は少しかすれて、曹丕の耳を刺激した。こんな風に感情を他人にぶつけたことがあっただろうか。大切にしたいと思うが、反対にめちゃくちゃにしてやりたいとも思った。
「傷をみたい。いいか?」
「う…ん」
衣を一枚一枚脱がしていく。唇を重ねながら、丁寧に剥ぎ取った。館の薄暗いなかに、真矢の白い肌が浮かび上がった。初めてみる真矢の素肌に息をのむ。彼女はまるで少年のような言動をとるし、服の上からはあまり女性的な体にはみえなかった。しかし裸の真矢はまるで女そのものだった。美しい胸の膨らみに、くびれた腰から続く柔らかそうな脚。恥ずかしそうに目をきつく結んでいる彼女は、普段の勝ち気な姿と相まって愛らしく感じた。
「傷は、もうすぐ消えそうだな。安心した…」
「うん、ひどい怪我だったんだけど、劉備様がお医者さんをつけてくれたの。呂布の腕が良かったから、傷跡も分かりにくいだろうって」
「そうか。それだけは奴の武に感謝しよう」
「子桓、お願い、もっと抱きしめて。帰ってきたって感じたいの」
「ずっとここに帰ること考えてた。日本にじゃなくて、子桓のとこに帰るって、思ってたんだよ」
「あっ…」
曹丕は真矢の全身を優しく愛撫した。湿っぽい唇で口付けを落としながら、身をしならせる真矢を楽しむ。動物になった心地だった。こんな風に女を愛するのは初めてだった。自分の指が真矢を喜ばせていることが嬉しかった。
このまま自分のものにしてしまいたい。曹丕は身を振るわせる真矢の荒い呼吸を聞きながら自分を抑える。思いを遂げて、そうすればもう真矢を手放せなくなるだろう。平和な世界から来た真矢を、この戦乱の世に縛り付けることはできなかった。
抱き合ったまま朝を迎えた。
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