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無双パロ4
「子桓・・・さま、とっても落ち着かないんですが・・・」
「神子ご安心なされよ。すぐ戦も治まりましょう」
「ちょっと子桓、なによこれ」
「少しは見せびらかさねば女神もなにもあるまい。堂々としていろ」
「みんな見てるんたけど!神子っていうのもやめてよ!」
「お前が美しいからだ。自信をもて。司馬懿もなにかいってやれ」
「ええ、馬子にも衣装とはいいますが、よく似合っているぞ。せいぜい衣装に見合った振る舞いをするんだな。曹丕様に恥をかかせるなよ」
「はいはい」
「曹丕よ、その姫が噂の暁の女神か?」
「ええ、真矢姫です。必ずや我らを覇道に導いてくれる光となりましょう」
「ほう、未来をみるそうだな」
「この戦を機に、父上の覇道が始まると申している。暁は夜明けの女神、我らが曹家の夜明けとなりましょう」
「そうか。楽しみにしていよう。して真矢姫、そなたの活躍がみてみたいものだな。暁の女神は戦の女神。その腰の剣の腕、存分にふるってくれ」
「曹操・・・子桓のお父さんか」
「父は極度の好色だ。極力近寄るな。ボロかでてもいかんしな」
「わたしの目的は張角に会うことだから。目的のためなら女神様のふりもがんばるよ」
「ほう、いい心がけだな」
「さっき後ろにいた人、ずっとこっちをみてた。もし疑われたりしたら、張角に会えなくなるかもしれない。帰るためだもん。しっかりしなきゃ。もう文句いったりしないから安心して」
「あれは郭嘉だ。軍師をしている。優男だが、気のつく男だ。気を抜くなよ」
「ねえ司馬懿、ここ、なんだろう」
「なんだ?」
「なんかおかしいよ。わたしは兵法とかよくわかんないけど、もしわたしだったら、ここから挟み打ちする。曹丕がいまここに向かってるんだよね?」
「確かに。相手は雑魚の集まりとはいえ、この位置で挟撃されれば曹丕様といえどもただではすむまい」
「わたし、行ってくる!」
「待て!お前ひとりでなにができると思っているのだ!」
「なら騎馬隊かして!」
「おい!ちっ、騎馬部隊、神子殿の後を追え!」
「司馬懿、先ほど神子殿が駆けていくのがみえたけど」
「曹丕様に挟撃の恐れがあると出陣されたのだ」
「へぇ、挟撃を挟撃で返すのか。面白いことを思いついたね」
「本当に曹丕様が狙われておればの話だ」
「それを伝えにきたんだよ。伝令から、付近に伏兵の気配あり、とね」
「あの子、本当に暁の女神様なのかもね」
「神子殿!あちらに砂煙が!」
「このまま突っ込みます!」
「真矢!いったい何故このようなところにいる」
「挟み打ち、されると思って、助けにきたの」
「よくやった。このまま前の部隊も叩くぞ」
「真矢、どうした」
「今更、震えてきちゃって・・・人を殺しちゃった。斬っちゃった。感触がね、気持ち悪い」
「お前がきてくれねば、私は死んでいたかもしれん」
「でも、私、初めて人を!何人も!」
「お前の罪は私が背負おう。しかし、これが乱世なのだ」
「私、私・・・」
「迷っていては、明日死ぬのはお前だ。私や、司馬懿かもしれん。お前の目的はなんだ?日本とやらへ帰るのだろう。それまでお前は生き延びねばならん」
「うわああん」
「真矢」
「うん。明日はもう後悔しない。でもお願い。少しだけ」
「・・・お前は平和の世から来たのだったな・・・」
「神子殿、昨日の御活躍、さすがは暁の女神と殿も大変お喜びでしたよ」
「郭嘉さま」
「今日にでも敵本陣がひらくでしょう。神子殿もご出陣なされるのですか?」
「そのつもりです。あの、子桓様と司馬懿はいま席を外しておりますが、なにかご用でしょうか?」
「私は神子殿に会いにきたのです」
「わたしに?」
「不思議な方だ・・・現人神とかこうも神々しいものなのでしょうか。私は神子殿に興味があるんです。ただの娘かと思いきや、本当に暁の女神かもしれないと感じました」
「どう思うかはその方次第です」
「そう警戒しないでください。私は神子殿に魅了された哀れな男のひとりだと、お伝えしたかったのです。次は勝利の杯を交わしましょう」
「神子ご安心なされよ。すぐ戦も治まりましょう」
「ちょっと子桓、なによこれ」
「少しは見せびらかさねば女神もなにもあるまい。堂々としていろ」
「みんな見てるんたけど!神子っていうのもやめてよ!」
「お前が美しいからだ。自信をもて。司馬懿もなにかいってやれ」
「ええ、馬子にも衣装とはいいますが、よく似合っているぞ。せいぜい衣装に見合った振る舞いをするんだな。曹丕様に恥をかかせるなよ」
「はいはい」
「曹丕よ、その姫が噂の暁の女神か?」
「ええ、真矢姫です。必ずや我らを覇道に導いてくれる光となりましょう」
「ほう、未来をみるそうだな」
「この戦を機に、父上の覇道が始まると申している。暁は夜明けの女神、我らが曹家の夜明けとなりましょう」
「そうか。楽しみにしていよう。して真矢姫、そなたの活躍がみてみたいものだな。暁の女神は戦の女神。その腰の剣の腕、存分にふるってくれ」
「曹操・・・子桓のお父さんか」
「父は極度の好色だ。極力近寄るな。ボロかでてもいかんしな」
「わたしの目的は張角に会うことだから。目的のためなら女神様のふりもがんばるよ」
「ほう、いい心がけだな」
「さっき後ろにいた人、ずっとこっちをみてた。もし疑われたりしたら、張角に会えなくなるかもしれない。帰るためだもん。しっかりしなきゃ。もう文句いったりしないから安心して」
「あれは郭嘉だ。軍師をしている。優男だが、気のつく男だ。気を抜くなよ」
「ねえ司馬懿、ここ、なんだろう」
「なんだ?」
「なんかおかしいよ。わたしは兵法とかよくわかんないけど、もしわたしだったら、ここから挟み打ちする。曹丕がいまここに向かってるんだよね?」
「確かに。相手は雑魚の集まりとはいえ、この位置で挟撃されれば曹丕様といえどもただではすむまい」
「わたし、行ってくる!」
「待て!お前ひとりでなにができると思っているのだ!」
「なら騎馬隊かして!」
「おい!ちっ、騎馬部隊、神子殿の後を追え!」
「司馬懿、先ほど神子殿が駆けていくのがみえたけど」
「曹丕様に挟撃の恐れがあると出陣されたのだ」
「へぇ、挟撃を挟撃で返すのか。面白いことを思いついたね」
「本当に曹丕様が狙われておればの話だ」
「それを伝えにきたんだよ。伝令から、付近に伏兵の気配あり、とね」
「あの子、本当に暁の女神様なのかもね」
「神子殿!あちらに砂煙が!」
「このまま突っ込みます!」
「真矢!いったい何故このようなところにいる」
「挟み打ち、されると思って、助けにきたの」
「よくやった。このまま前の部隊も叩くぞ」
「真矢、どうした」
「今更、震えてきちゃって・・・人を殺しちゃった。斬っちゃった。感触がね、気持ち悪い」
「お前がきてくれねば、私は死んでいたかもしれん」
「でも、私、初めて人を!何人も!」
「お前の罪は私が背負おう。しかし、これが乱世なのだ」
「私、私・・・」
「迷っていては、明日死ぬのはお前だ。私や、司馬懿かもしれん。お前の目的はなんだ?日本とやらへ帰るのだろう。それまでお前は生き延びねばならん」
「うわああん」
「真矢」
「うん。明日はもう後悔しない。でもお願い。少しだけ」
「・・・お前は平和の世から来たのだったな・・・」
「神子殿、昨日の御活躍、さすがは暁の女神と殿も大変お喜びでしたよ」
「郭嘉さま」
「今日にでも敵本陣がひらくでしょう。神子殿もご出陣なされるのですか?」
「そのつもりです。あの、子桓様と司馬懿はいま席を外しておりますが、なにかご用でしょうか?」
「私は神子殿に会いにきたのです」
「わたしに?」
「不思議な方だ・・・現人神とかこうも神々しいものなのでしょうか。私は神子殿に興味があるんです。ただの娘かと思いきや、本当に暁の女神かもしれないと感じました」
「どう思うかはその方次第です」
「そう警戒しないでください。私は神子殿に魅了された哀れな男のひとりだと、お伝えしたかったのです。次は勝利の杯を交わしましょう」
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