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the brilliant6
ベイビー、マイ ブリリアント スター 6
「お邪魔ー」
「ノックしろ!」
マヤが扉をあけるとネグリジェの美少年が怒鳴った。怒鳴ってもかわいいだけなので無駄だ。
「ごめんごめん」
謝る気はさらさらないが、この幼なじみはとりあえず謝らないとめんどくさい。
「立候補ありがとう」
「別に、お前のためじゃないからな!」
「家のためなの?」
「違う!お前が望まぬ結婚をするなら、せめて僕が相手だったらと…」
「わたしのためじゃん」
「そうともいうが…」
「気持ちはうれしいんだけど、陛下は?」
「ユーリは…男同士の結婚には否定的だ。マヤのためになるなら喜んでと身を引いた。まだ公にはしていないがな」
「ヴォルフ、あなたの気持ちは?」
「わからないんだ。ユーリのことは好きだし、ずっと結婚するつもりだった。でもお前が結婚と聞いて…嫌だと思った。兄上にもとられたくない」
「お前にはいつも助けられてきた。今度は僕が助けたいんだ」
「それに…ユーリからプロポーズされる前はお前のことが好きだったんだ!なのにお前は僕の気持ちにも気付かず!だいたいほとんど同い年のくせに成長が早いんだ!」
「そんなこといわれても…」
マヤは夢魔の血をひくので、一般的な魔族より少し成長が早い。夢魔は異性の精気を食べるので、早く成熟し、ゆっくりゆっくり年をとる。
「とにかく!僕が伴侶になってやる!」
さっきから罵倒しかされてない。罵倒プロポーズ。なかなか拝めないかもしれない。
「お邪魔ー」
「ノックしろ!」
マヤが扉をあけるとネグリジェの美少年が怒鳴った。怒鳴ってもかわいいだけなので無駄だ。
「ごめんごめん」
謝る気はさらさらないが、この幼なじみはとりあえず謝らないとめんどくさい。
「立候補ありがとう」
「別に、お前のためじゃないからな!」
「家のためなの?」
「違う!お前が望まぬ結婚をするなら、せめて僕が相手だったらと…」
「わたしのためじゃん」
「そうともいうが…」
「気持ちはうれしいんだけど、陛下は?」
「ユーリは…男同士の結婚には否定的だ。マヤのためになるなら喜んでと身を引いた。まだ公にはしていないがな」
「ヴォルフ、あなたの気持ちは?」
「わからないんだ。ユーリのことは好きだし、ずっと結婚するつもりだった。でもお前が結婚と聞いて…嫌だと思った。兄上にもとられたくない」
「お前にはいつも助けられてきた。今度は僕が助けたいんだ」
「それに…ユーリからプロポーズされる前はお前のことが好きだったんだ!なのにお前は僕の気持ちにも気付かず!だいたいほとんど同い年のくせに成長が早いんだ!」
「そんなこといわれても…」
マヤは夢魔の血をひくので、一般的な魔族より少し成長が早い。夢魔は異性の精気を食べるので、早く成熟し、ゆっくりゆっくり年をとる。
「とにかく!僕が伴侶になってやる!」
さっきから罵倒しかされてない。罵倒プロポーズ。なかなか拝めないかもしれない。
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